和雑貨を取り入れる
日本ならではの控えめながら存在感のある和雑貨。
やはり日本の風土や住宅事情にもよく合い、最近は和雑貨の専門店も見られるようになってきました。
和雑貨といえば京都をイメージしてしまいますよね。
なぜなら京都には日本の伝統技術を受け継いだ職人さんが集中しており、土産物屋さんなどでも和雑貨をたくさん置いています。
土地柄とも言えますが、京都の人々にとっても馴染みが深く、自然と身の回りにあるものなのかもしれません。
しかし「和」という名前がついているにも関わらず、戦後の日本では和雑貨は減少の一途をたどっていました。
食生活だけでなく、建築やインテリアにおいても欧米諸国のテイストが取り入れられ、和雑貨は徐々にその活躍の場を奪われていったのです。
ここでは他の国の雑貨には出せない和雑貨ならではの趣に注目し、自然に生活様式に取り入れる方法を考えていきたいと思います。